就活中に「何がしたいかわからなくなってしまった」ときの対処法
みなさんこんにちは!EDIT STUDY+シューカツです!
就活を進める中で、「自分のしたい仕事がさっぱりわからない」「結局、自分って何がしたいのかわからない」といった壁にぶつかった経験はありませんか?
人によっては、「今まさにその壁にぶつかっていて、就活が進まない」という人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな「何がしたいかわからなくなってしまった」壁を突破するために、そんな状況に陥っている原因と解決策についてお伝えしていきます!
ぜひ、就活準備の参考にしてみてくださいね1
「何がしたいかわからない」原因は?
そもそも、「何がしたいかわからない」状況に陥っているのはなぜでしょうか?その原因について4つご紹介します。今自分がどのパターンに陥っているか、自分の状況と照らし合わせて原因を分析してみましょう。
そもそも職種・企業についての知識が浅い
1つ目は、「そもそも職種・企業についての知識が浅い」というもの。
社会にどんな業界、職種、企業があるのかをあまり知らず、「そもそも知らないから、選べない」というパターンです。
第一に、就活を始めようとする大学生のほとんどが「社会にどんな仕事があるのか」をほとんど知りません。営業、事務、研究、工場・・・などなんとなくのイメージはできても、それぞれの職種で具体的にどんなことをしているかまで理解している人はほとんどいないのではないでしょうか。
このような状態では、自分が仕事をすることのイメージが湧きづらく「これがしたい」というビジョンを持つのは難しいでしょう。
自己分析が足りていない
2つ目は「自己分析が足りていない」というもの。
自己分析を正しく進めることができておらず、自分の長所や短所、興味のある事柄などが明確になっていないために、やりたい仕事や就きたい職業についてイメージできていないというパターンです。
この場合は、自己分析をきちんと進めることができれば、「なんとなく」ではなく根拠を持って「この仕事がやりたい」というイメージを持つことができるはずです。
主体性がない
3つ目は「主体性がない」というもの。
仕事というと「無理やりやらされる」「時間も体も拘束される」というようなネガティブなイメージばかり想像してしまい、どうしても自分から「やりたい」という考えになれないというパターン。
大学生までの経験では、知っている職種も多くないですし、働くことについてのイメージが湧きづらいからこそ偏ったイメージを持ってしまう問うことも多いでしょう。
本当にやりたいことに自身が持てていない
4つ目は「本当にやりたいことに自信が持てていない」というもの。
なんとなく「これがやりたい」という仕事はあるものの、「本当にそれがやりたいことか?」「他の選択肢はないのか?」「やりたくても、向いていないかもしれない」などといったように、やりたい意志がぶれてきているというパターン。
このパターンは、一度やりたいことを見つけられているという点では他のパターンと比べて一歩リードしていますね。むしろ正しく就活を進められている証拠でもあるので、あまり慌てずこれから紹介する方法を一つ一つ試してみてください。
「これがしたい!」ビジョンを持つためには?
では、「何がしたいのかわからない」状況に陥っている原因がわかったところで、この状況から「これがしたい!」という仕事を見つけることができるようになるためにどんなことをしたらいいか、3つの方法をご紹介します。
原因に合わせて、今の自分に必要な方法を実践してみてください!
仕事に対する視野を広げる
1つ目は「仕事に対する視野を広げる」というもの。
就活に限らず、選択肢をしっかりと把握できていなければそこから自分の希望のものを選び取っていくことはできませんよね。
「自分のやりたい仕事なんてない」と思っている人は「そもそも自分は社会に存在する企業・職種についてどれほど知っているのか?」と考えてみてください。
社会には、あなたがこれまでの人生で全く関わってこなかった、意識していなかった企業や職種が数多く存在しています。まずは「四季報」や「業界地図」など業界や企業を俯瞰して見ることのできる資料を確認して、自分の視野を広げることから始めましょう。
自己分析を深める
2つ目は、「自己分析を深める」というもの。
「やりたいこと」を見つけるためには、まずは自分自身をよく分析して、短所や長所、興味のあることを抽出する必要があります。
業界・企業研究だけをひたすら進めていても、「結局自分って何がやりたいんだっけ」と壁にぶつかってしまいます。「これがしたい!」というビジョンを持つために、業界・企業研究と並行して必ず自己分析を行っていきましょう。
やりたくないことを考える
3つ目は「やりたくないこと」を考えるという方法。
視点を変えて、「絶対にやりたくない仕事」を挙げていくことで、消去法的に残った仕事を選ぶという方法です。
例えば、したくないこととして「一箇所に止まってする仕事」「パソコンの操作などが中心の仕事」が挙げられたとした時、「事務職」はやりたい仕事の候補からは除外されますよね。
このように絶対にやりたくない仕事を明確にすることで、その対極にある「やりたい」仕事を明確にしていくという手段です。
「やりたい」は思い浮かばないけど「やりたくない」は案外すぐに思い浮かぶようなこともありますので、全ての就活生に一度は考えてみてほしい視点です。
何がしたいかだけでなく、向いているかどうかも考えてみよう
それでも「やりたいことが見つからない」「やりたいことに自信が持てない」という人は、視点を変えて「向いているか」という基準で考えて見ることをおすすめします。
そもそも、その仕事を経験していない状態で「その仕事がしたい!」と思う人はほとんどいないでしょう。それに、未経験の状態での「したい!」はかなり不確実な要素が多いですよね。
自分に向いている仕事を選ぶことの最大のメリットは「低いストレスで実績が残せる」という点です。
実績を残すことができる、評価されるようになると次第に「できる」が「したい」に変わっていく場合も多くあります。
ということでここからは、中長期的な視点で「したい」仕事に巡り会うため、自分がどんなことに「向いている」かを知るための方法を4つご紹介します!
その1:適性検査を受けてみる
1つ目は「適性検査を受けてみる」というもの。
適正検査とは、「私は慎重に物事を進める方だ」などの日常の行動や考え方の傾向に関わる複数の質問に回答することで、統計的に性格的な傾向や長所・短所から「向いている仕事」を抽出してくれるものです。
このような職業適性検査ははネットなどで検索すると、いろいろな種類のものが出てきます。10分〜20分で回答できるものが多く、「全くやりたいことの検討がつかない」という人でも、短時間で「向いている仕事」を見つけられるというのが魅力です。
その2:これまでのアルバイト経験などから考える
2つ目は、「これまでのアルバイト経験などから考える」というもの。
大学生が経験したことのある仕事として、一番身近なものが「アルバイト」だと思います。「所詮アルバイトの経験だし・・・」と軽くみてはいけません。アルバイトの経験の中には、あなたの「向いている」仕事を探すためのヒントがたくさん隠れているはずです!
アルバイトを経験する中で、あなたが得意だったことはありませんか?例えば、「飲食店のアルバイトでお客さんとのコミュニケーションが得意だった」という経験からは、「人と話すことが得意」で「短時間で人と打ち解けられる」という強みがわかりますよね。その強みから、「営業職やサービス業などが向いている」と考えることができます。
このように、アルバイトの経験をヒントに「向いている」仕事を考えることができます。
その3:インターンシップに参加する
3つ目は「インターンシップに参加する」というもの。
インターンシップとは、企業が学生向けに実施する「就労体験」のこと。サマーインターンやウィンターインターンなど、大学の長期休暇に合わせて開催されるものや、数ヶ月単位で実施される長期インターンなど、種類はさまざまです。
インターンシップでは、その会社の業務を実際に体験することができますので、アルバイト以上にリアルに自分の職業適正を判断することができます。また、実際に会社に出勤し、社員の方と一緒に働くことができるので、会社の雰囲気や社員との相性もより正確に見極めることができます。
このように、インターンシップでは自分の「向いている」仕事を探すヒントが盛りだくさんですので、ぜひ積極的に参加してみましょう。
その4:第三者と話して客観的に考える
4つ目は、「第三者と話して客観的に考える」というもの。
例えば、友達や家族、社会人の先輩やプロの就活アドバイザーなど、とにかく自分以外の第三者の視点から自分に向いている仕事を教えてもらうという方法です。
これはいわゆる「他己分析」で、自分自身では気づかない自分の強みや弱みを第三者に教えてもらうことで、客観的な視点から向いている仕事を考えることができます。
家族や友達は「自分をよく知っている」存在ですし、社会人の先輩やプロのアドバイザーは「仕事や就活についての知識が深い」存在ですので、できるだけ色々な人の意見をもらうことをおすすめします。
また、プロの就活アドバイザーの協力を得ることができれば、より幅広い選択肢から向いている仕事を考えることができますので、ぜひ一度相談してみることをおすすめします。
まずは視野を広げることが重要
ここまで、「やりたいことが見つからない」状況に陥っている原因と対策についてご紹介してきましたが、就活をする上で必要なのは「自分の視野の狭さを自覚し、視野を広げる努力をする」ことです。
先にもお伝えしましたが、日本だけをとっても星の数ほどの企業、職種が存在しています。「自分は、その1割も知ることができていない」と考え、これまで自分と接点がなかった、意識してこなかった業界や企業、職種について積極的に情報収集をすることが大切です。
「そんな骨の折れる作業できない」と思う人もいるかもしれません。ですが、視野を広げるということは、あなた自身の可能性を広げることでもあります。「星の数ほどの企業、職種があるのなら、自分が心からやりたい!と思える仕事がどこかにあるはずだ」と前向きに捉え、楽しみながら就活準備を進めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回の記事をまとめると、
・「何がしたいかわからない」状況に陥ったら、まずは視野を広げる努力をしよう!
・「やりたい」だけでなく「向いている」という視点も加えてみよう!
となります!
業界・企業研究と自己分析を適切に進めることで、あなたが自信を持って「やりたい!」と思える仕事を見つけることができるはずです!ぜひ前向きに取り組んでみましょう!
この記事が、皆さんの助けになれば幸いです!
また次回の記事で会いましょう!