就活に出遅れた?!挽回する方法と注意したいこと

みなさんこんにちは!EDIT STUDY+シューカツです!

 

今回はタイトルにもあるとおり、「自分って就活に出遅れているかも?」と感じている人に向けて、挽回する方法と注意点についてご紹介していきたいと思います!

 

「出遅れてしまったから、もう無理だ・・・」と諦めずに、まずはこの記事を読んで「今やるべきこと」を見つけてもらえたらと思います!

 

 

 

 

就活っていつからが「出遅れ」?

 

そもそも、「就活に出遅れている」というのはどのような状態のことを指しているのでしょうか?

今年就職活動を終えた先輩就活生のデータをもとに、自分を客観視してみましょう!

 

 

 

大学4年生8月時点で約80%の人が内定をもらっている

 

そもそも「自分は就活に出遅れた!」と感じるきっかけには、どのようなものがあるでしょうか?

同じ学年の友達と比較して?それとも今年就活を終えた先輩たちと比較して?

身近な人と比較し焦ってしまう気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて世の中の就活生の内定状況から客観的に自信の現状を測ってみましょう!

 

リクルート就職みらい研究所が2023年卒の大学4年生を対象に行った調査によると、

「大学4年生の8月時点で87.8%が内定をもらっている」ということがわかりました。つまりほとんどの人が大学4年生の夏休み頃には就活を終えているということです。

 

一般的に日系企業の採用活動では、大学4年生になる年の3月に情報が解禁され、6月に選考がスタートするので、6月までに就職活動を始めればOKと思ってしまう人も多いでしょう。

ですが実際には、6月以前から採用活動を進めて内定を出している企業や、インターン等を利用して早期選考を進めている企業も多く、例年ほとんどの大学生が夏頃には就活を終えるという結果となっています。

 

とはいえ、業界や企業によって就活の進捗は様々です。過度に他人と比較する必要はありません。

ですが、何も準備をしないままに内定は出ないということも事実ですので、自身で出遅れを感じる場合は、早めに対策をしておくといいでしょう。

 

 

 

あなたの就活の進み具合はどれくらい?

 

次に、「あなた自身の就活進捗状況」を確認してみましょう。自分自身がどのあたりにいるか具体的に知ることで、今何をやるべきかが見えてきます。

 

 

1:全く就活をしていない

 

「そもそも全く就活をしていない」というパターン。

大学の勉強やサークル・部活の活動に追われる日々の中で「やらなきゃ」と思っているものの手をつけられていないという人も多いのではないでしょうか?

また「やらなきゃという気持ちはあるものの、何から始めたらいいかわからない」という人も多いです。

 

このようなタイプの人は、まず「就活の全体像を把握」することが非常に大切です。

就活の大まかなスケジュールや、選考の種類、対策の仕方など、就活の概要を大きく掴むことで、具体的なアクションが見えてきます。

 

 

2:書類選考、試験に通過していない

 

「面接前の書類審査(ESなど)や試験(webテストなど)で落ちてしまっている」というケース。

 

まず筆記試験に関しては、単純に勉強不足の可能性が高いです。

webテストなどは、一つ一つは難しい問題ではないものの、時間内に基準値を超えていくためには傾向を知り対策する必要がありますので、各試験に対応した参考書などを使いながら勉強をしておきましょう。

試験形式に慣れるために、webテストを選考に組み込んでいる企業を調べて、実践経験を積むというのも非常に効果的です!

 

エントリーシートに関しては、自分で書いて満足せず、第三者の添削が必須であることを抑えましょう。

エントリーシートで最も重要視したいのは「相手への伝わりやすさ」です。

文章に癖があったり、専門性の高い言葉ばかりを使用していると、面接官に内容が伝わりづらく、それに伴って通過率も下がってしまいます。

自分の描いたエントリーシートについては、必ず第三者に確認してもらい、わかりづらい箇所がなかったかチェックをしてもらいましょう。

また第三者と言っても、同じように就活をしている友達などではなく、社会人や就活のプロに依頼することでよりブラッシュアップの精度が高まりますので、相手を選んで依頼するのがいいでしょう。

 

 

3:面接に通過していない

 

「面接前の書類選考は通過するものの、面接官で落ちてしまう」というパターン。

このパターンは、一度面接のセオリーを見直した上で数をこなしていくことが大切です。挨拶などのマナーや話し方、返答の仕方など、どこかに課題点があるはずなので、まずはそこを見つける。

また、面接のどの段階で落ちているのかによって課題を抽出する方法もあります。以下を参考に、自分の課題点を見つけましょう。

 

一次面接:

・基本的なマナーやコミュニケーション能力

 

二次面接:

・志望度

・会社とのマッチング

・エントリーシートの内容

・一次面接での回答との一貫性

 

最終面接:

・志望度

・それまでの面接の回答との一貫性

 

 

 

就活の出遅れを挽回する方法5選

 

自分自身の現状を確認できたところで、「出遅れ」を挽回するための方法を4つご紹介します。

 

自己分析・他己分析を深める

 

そもそも、自分自身への理解が浅い状態では、「どんな企業が自分に合っているのか」「選考でアピールできる強みは何か」がわかりません。

企業選びをするにも、エントリーシートや面接で聞かれるガクチカを考えるにも、きちんとした自己分析はマストです。

 

とくに「出遅れている」と感じている場合は、他己分析で自己分析を進めるのがおすすめ。

「自分のことなのに?」と思うかもしれないが、自分自身のこれまでの経験を客観的な視点で見てもらうことで、他の人にはない「あなた自信の魅力」を的確に見つけ出すことができます。

この方法は自己分析を進める上ではとても効率的ですし、自分のことを誰かに話す練習にもなリマス。

他己分析を依頼する相手は、あらゆる関係性から多角的に自己分析を進めることができるという意味で、

家族、友人、先輩、プロの就活アドバイザーなど、できるだけあなたとの関係性の違う人に広く依頼するのが良いでしょう。

 

 

とにかく場数を踏む

 

乱暴な言い方ではありますが、就活は「慣れの要素」が大きいのも事実です。

とくに面接では「伝えたいことをまとめていたはずなのに、いざ本番になると上手く言葉にできなかった」ということが非常に多いです。同じ内容であったとしても、文章と会話では全くの別物だと理解しておく必要があります。

 

また、面接のハードルを大きく上げている要として「想定外の質問に対してアドリブで応えるシチュエーション」が挙げられます。

これに対処していくには「実践経験」を積む以上に効果的なことはありません。

もちろん、ただ面接を受ければいいということではなく、その企業ごとの面接の傾向を掴んだ上で取り組む必要があります。就活情報サイトや、プロへの相談などで、志望業界・企業の就活の傾向を把握しておきましょう。

その上で、書類提出なしで面接の選考を実施している企業や、模擬面接ができる就活イベントへの参加は積極的に行っていきたいですね。

また、プロの就活アドバイザーとの模擬面接であれば、面接後のフィードバックを受けることができるので、自信の面接スキルをグッと上げることができますので、活用していきましょう。

 

 

OB訪問やインターンに参加する

 

「就活に出遅れている」という状況を挽回するには効率的な情報収集が欠かせません。

とくに企業研究をする際は、実際にその企業で働くOBに話を聞いたり、就労体験ができるインターンなどに参加するのが効果的です。

企業ホームページなどだけではわからないリアルな情報を得ることができるうえ、OB訪問では、OBの就活時代の話を聞くことで「選考の傾向」についての情報を得ることもできます。

このような「質の高い情報」を持っている就活生と、そうでない就活生では、通過率も大きく変わってくるでしょう。

 

 

プロと一緒に対策をする

 

先にも述べたように、「就活に出遅れている」状況下では何においても効率が重視されます。

そんな中でプロの就活アドバイザーと一緒に就活を進めるというのも有効な手段の一つです。

スケジュール管理、自己分析、企業研究、選考対策など、数多くのことを並行して進めていかなくてはならない就活だからこそ、それらを管理し客観的なアドバイスをしてくれる存在がいるのはとても心強いですよね。

とくに、プロに依頼することでほかの就活生と「情報量」の面で大きく差をつけることができます。

出遅れていると感じている人こそ、プロの力を借りることも選択肢に入れることをおすすめします。

 

 

 

焦りは禁物!就活に出遅れた際の注意点

 

次は、「就活に出遅れている」と感じている就活生が、やりがちだけどちょっと危険な3つの行動パターンについてご紹介します。

 

何でもかんでも応募してしまう

 

「就活に出遅れた」という焦りから、イベントや説明会にとにかくたくさん参加したり、むやみやたらに企業にエントリーをする人も多いです。

一見行動力があって、有効なアクションのように見えるかもしれませんが、注意が必要です。

そもそも採用活動をしている企業の数は膨大で、あたりをつけずにエントリーしても自分とマッチングする企業を見つけるのは至難の業です。

さらに、「とにかくエントリー」という就活をしてしまうと、エントリーシートや面接において「就活の軸一貫性がない」と判断される原因にもなってしまい、危険性があります。

何でもかんでも応募するのではなく、まずは就活の軸を自分の中でしっかりと定めたうえで、参加するイベントやエントリーする企業をピックアップしていきましょう。

軸を持った上で就職活動をすることで、さらに自分の軸がブラッシュアップされ、より自分に合った企業を見つけやすくなります。

 

 

十分な対策なしに試験・面接に挑む

 

書類、試験、グループディスカッション、面接など選考は様々ですが、それぞれに対策をしておくのがマストです。

例えば面接の例を挙げると、「面接なんて、聞かれた質問に答えればいいだけだから準備は必要ない」と感じてしまう人もいるかもしれません。ですがこれは大きな間違いです。

面接官は10分〜30分ほどの時間の中で「この学生が会社で活躍できる人材なのか」ということを見極めようとしています。

短い時間の中で自分を効果的にアピールするためには、話す内容をきちんとまとめ、伝え方の練習をしておく必要があります。

さらに、面接の中では想定外の質問をされることも非常に多く、これが就活生の大きなハードルになっているのが現状です。

あらゆる状況を想定して対策をしていくことで、面接の通過率は変わってきます。

 

 

スケジュールを詰め込んでしまう

 

遅れを取り戻そうと、焦って過剰に予定を詰め込んでしまう人がいるが、一旦落ち着きましょう。

過剰に予定を詰め込みすぎると、一つ一つが中途半端になってしまうし、大学の授業やテストとの両立に失敗すれば、卒業の危機もあります。そうなってしまっては元も子もありませんよね。

まずは大学、サークル、アルバイトなど自分自身のスケジュールを整理した上で、少しづつ就活に関する予定を入れていくことが大切です。

選考や説明会などがない日も、「20分だけwebテストの勉強をする」「1社分だけエントリーシートを完成させる」など、小さな活動を入れていくことで、バランスをとりながら就活を進めることができます。

 

 

落ち着いて!就活で出遅れた際に必要な考え方

最後に、「就活で出遅れた」と感じている就活生の皆さんに持っておいてほしい考え方をご紹介します。

 

一人で抱え込まない

 

まずは「一人で抱え込まない」ということ。

就活はそもそもが個人戦であって、希望する業界や選考の進み方、内定の出るタイミングなど人によって全く違います。

そもそもが人と比べて不安になってしまうところに、「出遅れている」ことまでが加わると、どうしても一人で落ち込んでしまうというのも頷けます。

ですが、就活でナーバスになってしまうのは誰しも同じですし、就活に出遅れてしまっているとはいえ、内定に向けてできることは必ずあります。

落ち込んでしまった時は、友達や家族など信頼できる人に相談したり、自分の好きなことをして息抜きをするよう心がけましょう。

 

 

就活の軸・やるべきことを明確にする

 

「就活の軸・やるべきことを明確にする」ことは就活全体を通して非常に大切です。

就活の軸がしっかりと定まることで、企業選びの際に迷うことが少なくなります。

面接で志望動機を聞かれた際にも、就職活動の軸を基準に話すことができれば、相手により納得感を持って志望理由を伝えることができますし、同時に志望度の高さも印象付けることができます。

 

また、「今やるべきこと」を明確にしておくことも非常に重要です。

就職活動は、様々な準備を並行して行っていかなくてはなりません。それぞれに対して優先順位がつけられずにいると、一つ一つが疎かになってしまい、就活全体がうまくいかない原因になってしまいます。

内定に向けて、やっっておかなくてはいけないことを一度棚卸しして、今の自分がやることを明確にしておけば、一つ一つの準備に集中して取り組むことができます。

また、やることがわかっていると精神的にも落ち着いて就活に臨むことができますよね。

自分一人では難しい、という人は、周囲の人やプロに手伝ってもらうというのも効果的です。

 

 

自己流にならず、情報収集をしっかり行う

 

就活の遅れを取り返すためには、効率を重視して就活を進めることが大切だとお伝えしてきました。

就活の効率を高めるために非常に需要なのが、「客観的視点」と「質の高い情報」です。

就活は、どうしても我流になりがちです。とくに自己分析などは「自分が一番よくわかっている」と自分だけで進める人も多くいます。

ですが、そもそも自分の強みとは、自分が意識せずとも発揮できているものであり、自分一人では気づきにくいもの。

第三者の視点を取り入れることで、効率的に自分の強みを見つけられることが多いです。

 

また、就活は「情報」も非常に重要です。

企業の情報や、選考の傾向など、質の高い情報を得ることで選考対策を効率的に進めることができます。

 

既にスタートしているライバルたちに追いつくには、第三者の協力を得ながら質の高い情報を集めることが重要です。

 

 

最後まで諦めない

 

そして、「最後まで諦めない」ことも非常に重要です。

出遅れてしまったからといって、落ち込んでいるままでは内定は出ません。

企業によっては、二次、三次採用をする場合や、短い選考フローで短期的に採用活動をする場合があります。

そのような採用情報を集め、今からできることを探していくことに注力しましょう。

 

 

 

まとめ

 

今回の記事のポイントは以下です!

 

「就活に出遅れてしまった!」と感じたら、

「第三者の意見」を取り入れながら、「正しい情報を集める」ことで効率的に進めることが大切です!

 

 

 

今回の記事が、皆さんの手助けになれば幸いです!

 

では、次回の記事で会いましょう!