ガクチカは何個必要?

こんにちは。EDIT STUDY+シューカツです。

突然ですが、みなさんは「ガクチカ」をいくつ持っていますか?

 

面接やESでのテッパン質問「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」については、

これまでもいくつかのコラムで取り上げてきました。

今回はその「ガクチカ」をいくつ折っておけば良いのかということについてお話ししていこうと思います。

 

 

 

ガクチカは何個あればいいの?

 

前提として、ガクチカは複数個もっておくのがベターです。

具体的には、大きな3つのカテゴリごとに用意しておくといいでしょう。

3つのカテゴリをご紹介する前に、ガクチカを複数個持っておくことのメリットについてお話しします。

 

 

ガクチカを複数個持っておくメリット

 

ガクチカを複数個持っておくメリットは大きく分けて2点あります。

 

企業や面接官に合わせて使い分けられる

 

1点目は、「企業や面接官に合わせて使い分けられる」ということ。

ガクチカは、自分の成功体験を用いて自身の強みをアピールするものです。

強みが複数個ある、同じ強みでもそれを表す成功体験が複数ある、という場合もあるかと思います。

さらに、就職活動では複数の企業の選考を受けるのが一般的です。

企業によっては、求められる強みが異なる場合も。

 

そんな時に、自身の複数の強みを表現できるガクチカが複数あれば、

企業や、面接官に応じてガクチカを使いわけ、効果的にアピールすることができます。

 

 

ガクチカを複数聞かれた時に対応できる

 

特に面接の場においては、

「ガクチカを2つ教えてください」という問いかけや、

「他に強みを発揮した経験はありますか?」

といったように、複数のガクチカを聞かれる場合があります。

ガクチカを複数用意しておくと、そのような時も落ち着いて対応できますね。

 

 

 

ガクチカが無い場合の対処法

 

さて、ここまで「ガクチカを複数用意しておくことのメリット」についてお話ししてきましたが、「とはいえ、自分にはガクチカなんてひとつもない・・・」と思っている方もいるのではないでしょうか?

ここからは、「ガクチカ」がない場合の対処法をお伝えいたします!

 

 

「時間をかけた、すごい成果を出したこと」とは限らない

 

まず、みなさんに確認しておきたいのが、

ガクチカは、必ずしも「時間をかけたこと」「すごい成果を出したこと」である必要はないということです。

よく、「大手企業内定者のガクチカ」といったような形で紹介されるガクチカは、

「3年間の部活動で、インカレに出場した〜」「1年の企業インターンで、優秀賞をもらった〜」といったように、

長期的かつ華やかな結果の伴うものばかりが紹介されがちです。

 

ですが、そのような経験ばかりがガクチカになるわけではありません。

確かに、長期的な経験、華やかな成果はその人の成功体験の一つです。

ですが、企業側が知りたいのはあくまで「会社の中で、その人の強みがどのような形で発揮されるのか」ということ。

つまり、成功体験の期間や成果よりも、

自分の強みをどれだけイメージさせることができるか

ということの方がずっと重要になってきます。

 

 

ガクチカの見つけ方

 

まずは、自分がこれまで頑張った経験(=成功体験)と、

その経験の中で、自分の強みが現れた行動(=強みアクション)を棚卸ししていきましょう。

成功体験に関しては、小学校→中学校→高校→大学と言ったように、

これまでの人生を振り返りながら整理していくのがいいでしょう。

それぞれの成功体験の中で、自分がどんな行動を起こしたのか、

その行動には自分のどんな強みが現れているのかを考えてみましょう。

強み診断ツール等を使って、先に大まかな自分の強みを知っておくと、よりこの作業がスムーズになりますよ!

 

 

ガクチカを作るという選択肢も

 

また、「ガクチカを作る」ということも選択肢の一つです。

今やっている、部活やサークル、アルバイト、ゼミや資格の勉強に、

今以上に意識的に取り組むことで、成功体験を生み出すことができます。

 

このように言うと、「就活のために作り上げた経験なんて」と感じる方もいるかもしれません。

ですが、この就職活動も学生時代の経験の一つ。

動悸がどうあれ、それに向けた努力や経験はみなさんの武器になります。

自分の過去ばかりでなく、ぜひ「今やっていること」にも目を向けてみてください!

 

 

ガクチカを作る際のポイント

 

次に、ガクチカを作る際のポイントをご紹介します。

実績だけでなく取り組みに焦点を当てる

 

1つ目は、「実績だけでなく取り組みに焦点を当てる」ということ。

 

先にお話ししたように、「ガクチカ」を通して面接官が見ているのは、

「仕事の中で、その人の強みがどのように発揮されるか」ということ。

「長期間でやったことは特にない・・・」

「華々しい結果を残したものなんてない・・・」と諦めずに、

まずは「自分の強みが現れているか?」という観点から成功体験を探してみましょう!

 

 

学業に関するガクチカを一つは持っておく

 

2つ目は、「学業に関するガクチカを一つは持っておくということです。

 

学生時代を振り返った時に、どうしてもアルバイトや、部活・サークルの活動ばかりが印象に残ってしまう人もいるかと思います。

ですが、面接の段階では「ゼミなど学習面で力を入れたことはありますか?」と言ったように

ピンポイントで「学業系ガクチカ」を聞かれることも多いです。

そんな時に落ち着いて対応するためにも、学業に関するガクチカは最低一つ用意しておくようにしましょう。

 

 

周囲を巻き込んだガクチカは効果的

 

3つ目は「周囲を巻き込んだガクチカは効果的」ということ、

 

ガクチカのエピソードの中でも、特に周囲を巻き込んだものは効果的なアピールができます。

基本的に、会社に入るとチーム単位で仕事を行うことが多いです。

大きな会社になればなるほど、この傾向が強くなります。

社員一人一人に「チームワーク」が求められます。

よって、仲間と協力し、周囲を巻き込んだ経験がある人は、ぜひこれをガクチカとしてチームワーク力をアピールしましょう。

 

 

 

用意すべきガクチカのジャンル3選

 

さて、先にもお話しした通り、ガクチカは以下の3パターンを用意しておくのが便利です!

それぞれのシチュエーションで、あなたの強みが発揮された瞬間があったはずです!

友達に聞いてみるのもいいですね!

 

・学業に関するガクチカ

・アルバイト・インターンに関するガクチカ

・部活・サークルに関するガクチカ

 

 

◇まとめ

 

今回は「ガクチカは、いくつ用意しておいたらいいのか?」ということについて、

「ガクチカは、3つのジャンルごとに最低一つずつ用意しておく」という回答となりました!

みなさんの強みを、複数のシチュエーションで語ることができれば、

より、説得力を持ってアピールができますね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

今後の記事もぜひ、チェックしてみてくださいね!